市民でつくろう! 朝霞基地跡地公園

朝霞市に残された米軍キャンプ跡地。 緑を生かした公園づくりをみんなで考え、参加しましょう!!

みんなで緑の公園づくりを楽しみましょう!!


12月の中旬を過ぎ、落葉樹の木々もすっかり落葉し、素敵な樹形を見せ始めています。
落葉樹の根元には落ち葉が絨毯を敷き詰めたようにぎっしり敷き詰められています。

 朝霞の森は落ち葉をごみとして片づけることは禁止しています。
落ち葉はそのまま自然に返すことを基本にしています。
自然に返す一環として落ち葉をたい肥にして再利用することも奨励しています。

 22日は第4金曜日。朝霞の森定例作業日です。
林の中は落ち葉がいっぱい。今日の作業は落ち葉を回収し、落ち葉たい肥場に集める仕事。
8人で作業を分担。
   PC220002

熊手で落ち葉を集める係、落ち葉を90リットルのビニール袋に詰めてたい肥場に運ぶ係、一輪車に落ち葉を積み込み落ち葉たい肥場まで運搬する係、運び込まれた落ち葉を踏み固める係。

 約1時間の作業で落ち葉たい肥場は満杯になり作業終了。
1年かけてじっくり熟成し、落ち葉のたい肥が出来上がっていきます。
   PC220007
  
カブトムシの幼虫も育ってくれるかもし取れません。出来上がったたい肥は自由にお持ち帰りできます。
どうぞ自然熟成のたい肥を皆さんご活用してみませんか。






 


◆突然始まった駐車場改修工事

 1212日の朝、車で青葉台公園前を通りかかると青葉台公園第2駐車場に生えていた大木がすべて切り倒され、整地作業状態が目に飛び込んできた。
    20231212_120243

広報あさかなどに工事周知が載っていたかは不明だが、長く朝霞基地跡地の市民利用問題に取り組んできた当会には市から何の知らせもなかった。

◆駐車場拡張の意義は理解するが・・・

 第2駐車場は青葉台公園と朝霞の森利用者に利用され、特に土日には駐車場が朝早くから満車状態になり、青葉台公園と朝霞の森利用者から駐車場拡大の声は上がっており、今回の拡張整備はそれら市民の声に応えたものと思います。
     20231212_120251
  

 駐車場拡張には賛成ですが、貴重な樹木を皆伐ではなく、一部でも残せなかったのか。
ここには貴重な遺構として郷土史を学ぶ人たちが見守ってきた戦前にあった陸軍被服廠への引込線レールが数メートルにわたり残っていました。この引込線は戦後、米軍キャンプ朝霞への引込線としても利用された歴史が詰まった引込線でした。

      20231212_120435
      

◆レールの一部を遺構として保存を

 朝霞基地跡地の歴史研究会(有永克司会長)は市に対し、撤去された引込線レールの一部を短く切断し、遺構として保存できないか申入れをしたところ、既に処分済であり、保存は叶わなかった。とても残念です。

 朝霞の森遊歩道(シンボルロード)整備では消火栓を遺構として現地に保全しました。
戦前や戦後の遺構が失われる中で後世に残せるものは残したいものです。

 

 

朝霞基地跡地の自然を守る会通信202312月号を発行しました。

1面は楽しかった朝霞の森秋まつり、当会出店の自然素材を利用したクリスマスリースづくりなどの模様を伝えています。
   自然を守る会通信№142_page001

2面は朝霞の森の樹木に取り付けし、経年した樹名札の補修模様や朝霞の森の話題などを紹介しています。
     自然を守る会通信№142_page002
    
ご一読いただければ幸いです。

↑このページのトップヘ