景観計画策定に伴い発足した「景観づくり団体」制度に登録した市民団体と主管部の都市建設部との意見交換会が21日、市役所会議室で2年ぶりに開催された。

市から都市建設部長、次長、担当課長らが出席し、景観作り団体から6団体が参加した。

私が代表を務める「朝霞基地跡地の自然を守る会」と「NPO住みたい朝霞まちづくりネット」も参加しました。

今回の意見交換会のテーマは二つ。

その一つがこの秋に施行が予定されている景観づくり重点地区として「黒目川沿川エリア」の指定についてです。

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重点地区には既に「シンボルロード周辺エリア」が指定されているが2番目の指定エリアになる。

 重点地区に指定されると、地区内に建築物や工作物を建てる時、良好な景観を維持するため、高さや色彩などのルールが変わります。

私からは「多くの地権者に影響を及ぼす指定のため、地権者説明会での意見はどのようなものがあったか。今後も地権者との連携協議する場の確保等図る必要性について」質問。

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市から「説明会では反対意見はなく、良好な環境維持のための指定に了承をいただく。今後の連携については配慮していきたい」旨の回答があった。

次のテーマは「都市建設行政について」。

建設部次長から建設部各課のまちづくり取組み状況について説明がなされ、意見交換を行った。

都市建設部は従来から市民との協働を大切にしながら業務を進めてきた朝霞市の中では先進的な部署である。

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私から「街路樹育成方針は策定されたがモデル樹形などの検証が進まない、管理計画策定推進と街路樹に制限を与える電線類の地中化推進の取り組み」について質問。市から「緑の基本計画」に書きこまれているので実現を諦めたわけではなく、推進していきたい旨の答弁があったが市民がしっかり声を上げ、市と協働していかないとなかなか前には進みそうもなさそうな印象であった。

 2年ぶりだったので新規事業なども増え、説明を聞き、意見交換できたことは大変有意義であった。