公務員宿舎予定地以外のアスベスト使用建物 ダンスホールなどの大型建物解体撤去へ
米軍キャンプ朝霞跡地で検出されていた飛散性アスベスト等の処理工事を関東財務局が予定している。既に同跡地内の国家公務員宿舎建設予定地3㌶については、6月からアスベストやダイオキシンなどの土壌汚染処理工事が8月末までの工期で行われる。 関東財務局がホームページに公開している入札公告によれば、
・ 工事名称 国有建物解体撤去等工事
・ 工事場所 朝霞市大字膝折地内ほか
・ 工 期 契約締結日から2011年12月15日
・ 工事概要
(b)国有建物 W造 平屋 (延べ面積:106.65㎡)
入札は6月6日、一般競争入札で行われ、開札も入札締め切り後、直ちに行われる。・ 工事場所 朝霞市大字膝折地内ほか
・ 工 期 契約締結日から2011年12月15日
・ 工事概要
(1)既設建物解体撤去等工事 計 2棟
(a)国有建物 RC造 平屋 (延べ面積:1,601.05㎡)(b)国有建物 W造 平屋 (延べ面積:106.65㎡)
(2)既存樹木伐採工事 一式
(3)アスベスト含有建材の処理工事
既設建物アスベスト含有建材処理工事 (波形スレート・Pタイル等)(3)アスベスト含有建材の処理工事
朝霞市によれば、関東財務局からは本件についてはまだ事前説明はなく、情報が入り次第、市のホームページ等で市民に知らせたいという。朝霞市としては予てから国へ要請していた課題であり、早期に市民の不安を取り除きたいとしている。
対象となる既設建物2棟のうち、延べ面積1,601.05㎡(約484坪)の建物は米軍がダンスホールとして使用していた大型建物という。解体にはアスベスト飛散防止のため、建物を覆う密封性の施設が必要であり、工事も大規模になる模様。
このため、工事用地がどの位必要になり、既存樹木の伐採範囲や復旧方法などがどのように行われるのか気になるところである。
このため、工事用地がどの位必要になり、既存樹木の伐採範囲や復旧方法などがどのように行われるのか気になるところである。
この件に関し、以下の要望を朝霞市に行いました。
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朝霞市長 富岡勝則様 キャンプ朝霞跡地の国有建物解体撤去等工事について住民説明会を求めます
5月12日付けの関東財務局のホームページに載ったキャンプ朝霞跡地内の「国有建物解体撤去等工事」について、以下の理由により、工事着手前に住民説明会を開催することを強く要望いたします。
1.飛散性アスベストも含まれ、周辺への飛散対策に万全を期す工法、対策がされているか
2.大型建物の密封対策はどのように行うのか
3.工事に伴う搬入路、工事用地等の範囲及び復旧方法はどのように計画しているのか
4.既存樹木伐採工事の範囲、樹木本数、種類など及び枝切りか根切り伐採かの基準を説明されたい。
5.既存樹木伐採後の復旧はどのように行うのか
6.建物は基礎まで含めて撤去するのか、建物跡地の処置はどのようにするのか
2.大型建物の密封対策はどのように行うのか
3.工事に伴う搬入路、工事用地等の範囲及び復旧方法はどのように計画しているのか
4.既存樹木伐採工事の範囲、樹木本数、種類など及び枝切りか根切り伐採かの基準を説明されたい。
5.既存樹木伐採後の復旧はどのように行うのか
6.建物は基礎まで含めて撤去するのか、建物跡地の処置はどのようにするのか
等々について朝霞市民の皆さんが心配しております。
ご配慮のほどよろしくお願いいたします。
ご配慮のほどよろしくお願いいたします。
2011年5月30日
朝霞市膝折町1-1-53
朝霞基地跡地の自然を守る会
大野 良夫
朝霞基地跡地の自然を守る会
大野 良夫