鉛、地表面のみで基準値の4.6倍 概況調査の範囲内 今後は除去分担が焦点へ
関東財務局は図書館横の跡地1.7㌶で進めていた土壌汚染詳細調査結果を朝霞市に示した。報告書によれば、昨年8月に実施した土壌汚染調査で7ヶ所から鉛が基準値を超えて検出された。今回の詳細調査は当該7ヶ所を対象にボーリング深度調査を実施し、汚染の深度方向の広がりを確認したもの。◇鉛汚染の除去対策が必要
土壌分析結果としては全地点の全深度において、鉛が土壌含有量基準(150mg/kg)に適合していることが確認されたとしている。調査深度は地表下1mから1m刻みで5mまで調査している。結果はすべて15mg/kg未満であった。
この結果、鉛汚染は地表下50㎝以内のみということが明らかになった。既に検出されていた鉛汚染7ヶ所の最大値は690mg/kg。基準値の4.6倍と高い値を示している。鉛は飛散性アスベストなどに比し、毒性は低いとされる。しかし、図書館横の跡地は子ども達が利用する「冒険の森」構想や来年度、プレーパークの実証試験が予定されている。このため、鉛汚染の除去などの対策が必要になる。
土壌分析結果としては全地点の全深度において、鉛が土壌含有量基準(150mg/kg)に適合していることが確認されたとしている。調査深度は地表下1mから1m刻みで5mまで調査している。結果はすべて15mg/kg未満であった。
この結果、鉛汚染は地表下50㎝以内のみということが明らかになった。既に検出されていた鉛汚染7ヶ所の最大値は690mg/kg。基準値の4.6倍と高い値を示している。鉛は飛散性アスベストなどに比し、毒性は低いとされる。しかし、図書館横の跡地は子ども達が利用する「冒険の森」構想や来年度、プレーパークの実証試験が予定されている。このため、鉛汚染の除去などの対策が必要になる。
◇除去は国の責任で
朝霞市は土壌汚染の調査と対策すべてを国の責任で実施するよう国に要望してきた。私たちもこの方針を支持している。国は有償譲渡範囲については国が対策まで実施すると言ってきた。今回の基準値を超える汚染範囲は狭い範囲に限定されている。ここは国にしっかり対策をしていただきましょう。
朝霞市は土壌汚染の調査と対策すべてを国の責任で実施するよう国に要望してきた。私たちもこの方針を支持している。国は有償譲渡範囲については国が対策まで実施すると言ってきた。今回の基準値を超える汚染範囲は狭い範囲に限定されている。ここは国にしっかり対策をしていただきましょう。