市民でつくろう! 朝霞基地跡地公園

朝霞市に残された米軍キャンプ跡地。 緑を生かした公園づくりをみんなで考え、参加しましょう!!

2013年03月

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国立科学博物館付属自然教育園ホームページより
 
 
国立科学博物館附属自然教育園 
    植物は1080種、昆虫は2100種以上
 
 高級住宅地として知られる東京・白金近くに、東京ドーム4個分以上の手つかずに近い自然が残っていると東京新聞が伝えている。それは国立科学博物館付属自然教育園という長い名前がついている場所である。記事によれば
 
 中世は豪族の所有で、江戸時代は増上寺の管理を経て高松藩主の下屋敷となり、明治以降は軍の火薬庫などがあった。「中世以降、1949年に自然教育園として公開されるまで、一般の人がほとんど足を踏み入れられなかった。このため、関東平野部、武蔵野の自然がそのまま残った」と国立博物館の矢野亨名誉研究員。
 園内の植物は1080種、昆虫は2100種以上。飛来する鳥も130種にもなる。樹齢100年を超え、たかさ25㍍近くになる老マツやコナラなどがそこかしこに、当たり前のように生えている。飛ぶ宝石と呼ばれるカワセミも繁殖しているようだ。 
 
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 「路傍植物園や水生植物園などでは除草や、高い木を伐るなどして野草や低木を保護していますが、それ以外はほとんど手をかけていません。植物の群落は放っておくと長い年月のうちに常緑樹主体のうっそうとした森になります」と矢野さん。「本園も常緑樹が多いのですが、古い木が倒れ、陰になっていた地面に日の光が当たるようになると、数十年も地中で眠っていた種子が目覚め下草などが一気に顔を出します。そんなドラマが展開しているんです」
 
 4月上旬ならカタクリ、ニリンソウ、ヤマブキなどの花が見られ、モンシロチョウ、ルリシジミなどが飛んでいるだろう。「春に来られたらぜひ夏、秋、冬においでください。それぞれに違う顔があります」と矢野さんは話した。(引用終わり)
 
 
 「朝霞基地跡地の森」は40年近く、鉄条網に遮られ、人の手を近づけなかった。その間に風や鳥たちに種子が運ばれ自然に森が再生した。大変貴重な自然再生へのモデルといってもいい。19.4㌶ある朝霞基地跡地も東京ドーム4個分に相当する。矢野さんが語るように「植物の群落は放っておくと長い年月のうちに常緑樹主体のうっそうとした森になります」を朝霞の森でも試してみたいと思いませんか。
 
 水生植物園の動画
 
 

キャッチボールする親子の姿も見られる「朝霞の森」 サッカーもOKです
 
 キャッチボールで心を通わせる父と子。
都心の住民にとっては夢だった米映画「フィールド・オブ・ドリーム」の世界が現実になる。東京都千代田区議会は28日、「子どもの遊び場に関する基本条例」案を可決した。公園のボール遊びを奨励する珍しい条例で4月1日から施行する。区はゴールデンウイーク明けに一部の公園でキャッチボールを解禁すると東京新聞が大きく報じている。
 
イメージ 1 記事によれば、条例は「子どもが可能な限り自由に遊べるよう配慮する」と区の役割を明記した。外遊びの必要性を理解し、区の政策に協力するよう区民や区内の企業にも求めている。 
 石川雅巳区長は「公園は禁止事項が多すぎる。昔は、自由に遊べ、ボールがぶつかっても我慢し、許す社会だった。『管理する』という考えをするべきではない」と強調。『子どもは遊びの天才。遊びの中から、絆を生み出してほしい』と条例の意義を語り、体力向上に期待する。
 
 東京23区で公園のボール遊びを原則禁止しているのは千代田区を除いても18区に上る。ただ、フェンス、金網などで囲った公園内の専用スペースでは可能で、完全にキャッチボール不可は千代田区だけだった。
 囲いの外でも原則禁止していないのは、港、世田谷、葛飾区の三区。いずれも「他の利用者、近隣に迷惑がかからない範囲で」との制限付きで、バットや硬球は使用できない。
 
 「朝霞の森」では何回も話し合いを続け、市民ルールを作った結果、ボール遊びエリア内であればゴルフクラブの禁止以外は自由に使える。硬球もバットの使用もOKである。サッカーもできる。市民が制定した「朝霞の森憲章」には「みんなが楽しく、自分の責任で自由に遊びましょう」と明記されている。
 ボール遊びエリアでは、父と子が楽しそうにキャッチボールをする姿や野球やサッカーゲームなどに興じる子ども達を見かけるようになってきた。
 こんな広場が全国に広がってほしいと強く思っています。

飯田哲也、金子勝氏ら市民団体が呼びかけ 「原発ゼロノミクス宣言」
興味ある記事二つを紹介します。
 以下、東京新聞3月28日記事より
 
原発依存から脱し、省エネや自然エネルギーなどに関連する多様な産業を振興して日本経済の活性化につなげようと、市民団体が27日、国会内でシンポジウムを開き、スローガン「原発ゼロノミクス宣言」への賛同を国民に呼びかけた。
 
 飯田哲也環境エネルギー政策研究所長と金子勝慶応大教授が、脱原発による経済成長をテーマに対談した。
 飯田氏は地域ごとに自然エネルギーを生み出す取り組みの重要性を指摘。「永田町を吹き飛ばすようなエネルギー革命を起こす時代に入った」と述べた。
 金子氏は「目先の株価をつり上げて、解決すべき問題を先送りしているアベノミクスより夢がある。(原発)反対するだけでなく、創造的に21世紀をつくっていく運動に変えていかねば」応じた。
 
 シンポは複数の市民団体でつくる「eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)の主催。10万人を目標に賛同者を募る。(引用終わり)
 
 
「安全基準」やめ「規制基準」に 読者指摘で原子力規制委
 
東京新聞一面記事から 3月28日付け
 
 原子力規制委員会の田中俊一委員長は27日、検討が進む新しい原発の規制基準の呼び方を、従来の「安全基準」から「規制基準」に改めることを明らかにした。
 
 本紙は2月、匿名の男性読者から「規制基準にすべきだ。基準さえ満たせば原発が安全だという誤解を生む」との指摘を受け、用語を規制基準に改善。記者会見で読者の指摘を伝えると、田中氏は「それは傾聴に値する」と答えていた。
 
 同日の規制委会合で配られた資料も、新基準を「規制基準」と明記していた。会見で呼称変更の理由を問われ、田中氏は「基準を守っていれば安全というわけではない。私たちがやることは規制を課すことで、その結果として安全が担保できればいい」と話した。(引用終わり)
 
 
 
 
 

活動報告集「学びあい」刊行  
      来年度の説明会は4/15 市役所で
 
 朝霞市には市民が企画して実施する講座などに対し、補助金を助成する制度がある。
今年度も「朝霞基地跡地の自然を守る会」など15団体が助成を受け、それぞれの学習テーマに沿って多様な学習活動が行われた。
 
今年度の活動内容が活動報告集「学びあい」として刊行された。多くのカラー写真で活動内容を紹介している。3月中旬には中央公民館の1階ホールで活動を紹介する展示会が開催され、多くの市民に観て頂いた。
 
4月15日には2013年度市民企画講座補助金制度説明会がある。ぜひ多くの市民団体が参加してほしい。補助金は一団体一律3万円である。一流の講師陣を揃えようとするといつも赤字である。今年も補助金の増額をお願いしようと思っている。
 
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平成24年度市民企画講座活動報告集「学びあい」が完成しました!!

 
「市民企画講座」は、市民学習団体が自ら企画・実施する学習講座に対して、補助金を交付する制度です。市民の創意による、地域の実情に即した学習機会の形成を支援することで、 市と市民の協働による学習活動の推進を図ります。
 今年度も15団体によって、それぞれが定めた学習テーマに沿ってさまざまな学習活動が展開され、本市の生涯学習を大きく推進していただきました。
 その活動のまとめとして報告集「学びあい」を刊行しましたので、ぜひご覧ください。
【お問い合わせ】
朝霞市教育委員会 生涯学習課 生涯学習係
電話 048-463-1111(代表)内線24552456
ダイヤルイン 048-463-2920
 
 
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皆さんの学びをバックアップ!!市民企画講座事業補助金制度説明会

 
市民企画講座事業補助金制度とは・・・
 
市民学習団体が自ら企画・実施する学習講座に対して、補助金を交付する制度です。
 市民の創意による、地域の実情に即した学習機会の形成を支援することで、 市と市民の協働による学習活動の推進を図ります。
日時/4月15日月曜日 午前10時~正午 
会場/市役所本館4階 第3会議室
対象/市民が共有し、ともに学習する必要性がある課題を学ぶ市内の団体・グループで、市民に開かれた講座・学習会を3回以上開催できる団体
※学習内容が補助の対象になるかどうか、事前に生涯学習課へご相談ください。

問い合わせ

生涯学習課 電話048-463-2920
このページに関するお問い合わせは 生涯学習課 まで
351-8501 埼玉県朝霞市本町1-1-1
電話:048-463-2920 (生涯学習係) 
 

第5回「朝霞の森」管理運営準備会議開催 
 第3作目の活動記録上映 記録を残すことは大切 
 
イメージ 14ヶ月で8000人が入場した「朝霞の森」。
もっともっと多くの人に利用してほしい。
管理運営をどのようにしたら市民主体で担えるのか。
こんなテーマで第5回「朝霞の森」管理運営準備会議が24日、朝霞市役所で開催され、予定時間を大幅にオーバーするほど熱心な話し合いが続いた。
 
朝霞市、市民からの活動報告後、「朝霞の森」の活動記録を追った活動記録が上映された。国家公務員宿舎建設中止を受けてからの市や市民などの動きを丹念に記録している。石ころ拾いやベンチつくりなどの模様も紹介されている。「朝霞の森」の経過などを知らない方の入門編といってもいいだろう。
 基地跡地関連の活動記録の映画はこれで3作目である。映像で記録を残し、後世に伝えることは重要である。第1作目は各地の公園を視察し、提言をまとめた「あさかの公園で楽しみ隊」の記録。第2作目は朝霞基地跡地の歴史証言を編集した映画である。
 DVD化し、市内の小、中学校に配付し、歴史教育や市民参加などの教材として使用してもよさそうである。
 
 記録映画を観たアドバイザーの大橋尚美氏からは「市民の可能性を感じた。市民の力を引き出せる仕事をしたい。新しい『野遊び場』としてマネジメントができる公園を朝霞スタイルでつくりましょう」
奥村玄氏は「ツールとして映像を使うことは大切。大事な場所が沢山あることは幸せ。朝霞の事例は全く新しい事例。映像で振り替える足跡。各方面に紹介する価値あり」
戸田芳樹氏は「映像をなつかしく観た。先日、桂離宮を観てきた。長い年月のなか、変わっていない様に見えて実は変わっている。試行錯誤しながら進歩がある」など市民と行政に対し、暖かいコメントがありました。
 
イメージ 2 第二部は前回に続いて二度目の管理運営組織づくりの話し合い。
いかに市民主体の管理運営の仕組みを作っていくか。熱心な話し合いの結果、日常の管理運営を担う組織としては、参加組織から選出された運営委員などで構成する円卓会議方式の運営協議体が行う。決定機関は現在の管理運営準備会議のように広く門戸を開き、誰でも参加できる組織体とする案でほぼまとまった。具体的な構成や任務分担、権限、ルール、メンバーなどについては勉強会を開き、検討していくことになった。
 
 
     JC、6月に2万人大集会開催!!
社団法人朝霞青年会議所(JC)は第43回埼玉ブロック大会朝霞大会を6月1日、「朝霞の森」をメーン会場にして開催する。
テーマは「Positive Change ~誰もが誇れる埼玉の創造に向かって~
参加人数は埼玉ブロックの各地青年会議所から約1400人。各セミナーなど全体動員数は約2万名にのぼるという大規模なイベントである。
 各セミナーの講師にはテレビでお馴染みの経済ジャーナリストの財部誠一氏。元TBSアナウンサー青木裕子氏。落語家の三遊亭鬼丸氏など多彩なゲストが予定されている。
 
 43回埼玉ブロック大会朝霞大会 開催理念(案) PositiveChange!」

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