市民でつくろう! 朝霞基地跡地公園

朝霞市に残された米軍キャンプ跡地。 緑を生かした公園づくりをみんなで考え、参加しましょう!!

2017年04月

1時間の作業で約8割駆除 11人が汗流す

 柔らかい春の新芽は天ぷらにしても美味しい。
イメージ 1あっという間に四方八方にツルを伸ばし、途中、途中に根を張り、繁殖するクズ。リース作りにツルは活用したりするが駆除しないとクズが野原を覆いつくしてしまう。

 今月の朝霞の森の定例作業は、新芽を出し始めたクズの駆除を行った。スコップ、鍬、鎌などを持ったボランティアの市民11人が生き物エリアに広がる。足元をよく見ると10㌢から20㌢位に伸び始めたクズの新芽があちこちに顔を出している。

イメージ 2 スコップや鍬でクズの根を掘り出す。
基地跡地はガラや石ころが多く、とても掘りづらい。スコップ持つ手にも力が入る。クズの根はゴボウのような形状をしている。地下20㌢位のところで切断する。

 11人の市民の方が参加してくれ、1時間の作業で生き物エリアの約8割の駆除が行われた。まだ芽を出していないクズは見落としていたりする。5月の定例作業でもう一度、このエリアのクズを駆除する予定です。
 参加された皆さんお疲れ様でした(^^






新緑の木々や可憐な野草の花などみんなで観察

用意した20部の資料が足らなくなり、自然を守る会の会員分を急遽、回すほど、多くの方が来てくれました。朝日新聞が紹介してくれたこともあって坂戸市などの遠くからわざわざお越しいただいた方など約30人が陽春の中で朝霞の森の自然観察会を楽しみました。

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参加者に初めて朝霞の森に来た人と問うと78人の方が手を挙げたので、朝霞の森のできた経過と現在、市民が中心になって維持管理などを担っていることなどを簡潔に説明後、自然を守る会副会長の長谷川さんの案内で早速、北側に残る林エリアに移動。

今回のテーマは外来種の繁殖状況。
林エリアにはオオアラセイトウ通称ハナダイコンが群生し、紫の花を咲かせている。この花も原産地は中国。江戸時代に日本に入ってきたという。足元をよく見るとキュウリクサやオオイヌノフグリなどが小さな可愛い花を咲かせている。気をつけないと踏みつぶしてしまう(^^)/

日のあたりのよい中央広場に移動。
イメージ 2ぺんぺん草=ナズナが群生している。よく観察すると可愛い花を一つ咲かせた小さな野草を一人の方が見つけた。なんていう名前か、図鑑を開いて喧々諤々。「トキワハゼ」ということで一致。分からないことはみんなで調べるのが朝霞の森スタイルなのです(^^

参加者から「あれはなんですか?」と指さした方向には、高さ34mに育ったモミジハスズカケ別名プラタナスの森。このエリアはプラタナスの実生が群生していたが、一部を残し刈り取った。その一部のプラタナスが成長し森を形成し始めた。ここは秘密基地づくりなどで子どもたちの人気スポットになっていると説明すると皆さん感心しきり。

南側の林エリアに和紙の材料として知られるコウゾの木がある。赤い実を付けはじめた。もう少し経ち、ドドメ色に熟してくると食べられる。参加者から「コウゾの実が食べられることも初めて知った!!」との声も上がりました。
参加者から「次回はいつやるのですか」などの声も。約1時間ちょっとの春の自然観察会、それぞれ朝霞の森を楽しんでくれたようです。
 
イメージ 3子どもたちが伸び伸び遊ぶ朝霞の森に初参加の方は「いい公園ですね」と感想を言ってくれました(^_-)-
 







イメージ 4イチョウの花が満開です!! とても地味な花ですね
 








イメージ 5ボール遊びエリアに群生し始めたヘラオオバコ。江戸時代から明治にかけて日本にわたって来た帰化植物。
 







イメージ 6シロツメクサも咲き始めた。シロツメクサも帰化植物です。
観察するとあれもこれも外来種なのでした( ^^) _U~~

















伊藤真、落合恵子、ピーコ、山口二郎など多彩なゲストがスピーチ

 憲法施行70年を記念したイベントが5月3日の憲法記念日に東京・有明で開かれる。
「いいね! 日本国憲法」平和といのちと人権を! のスローガンのもとに開催される「5.3憲法集会」だ。昨年は同じ会場に6万人が集まった。今年は10万人をめざすという。
 
 各界から多彩な皆さんが思いを語る。
弁護士の伊藤真、作家の落合恵子、ファッション評論家のピーコ、法政大教授の山口二郎さんなどどんな話をしてくれるのか楽しみである。
 
 チラシには、「私たちがめざすこと」として
私たちは日本国憲法を守り生かし、不戦と民主主義の心豊かな社会をめざします。
 私たちは、二度と戦争の惨禍を繰り返さないという誓いを胸に、戦争法の廃止を求めます。
  私たちは、沖縄県民と思いを共にし辺野古新基地建設の撤回を求めます
   私たちは、被災者の思いに寄り添い、原発のない社会をめざします。
    私たちは、人間の平等を基本に、貧困のない社会をめざします。
     私たちは、人間の尊厳を掲げ、差別のない社会をめざします。
私たちは、思想信条の自由を侵し、監視社会を強化するいわゆる「共謀罪」に反対します。
 私たちは、これらを実現するために行動し、安倍政権の暴走にストップかけます。
 
■いっしょに参加しませんか
 いっしょに行きたい方は、下記に集合してください。
 ・5月3日() 1110分 朝霞台駅改札口付近  1117分発に乗ります
  持ち物 敷物、日よけの帽子、飲み物、お弁当など必要なもの

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新緑の季節 木々も野草も見ごろです 10時半集合

明日10時半から行う朝霞の森 春の自然観察会を本日の朝日新聞が紹介してくれた(^_-)-

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イメージ 2 記事では、新緑の季節にミズキやエノキの木立と、可愛い小さな花を咲かせるヒメオドリコソウなどの野草、活動が活発化する昆虫類などを観察しながら春の朝霞の森を楽しむ。
参加無料。事前申し込みは不要で、当日に朝霞の森管理棟前に集合。筆記用具持参。小雨決行。と紹介してくれました(^_-)-☆
右写真は昨年の自然観察会の様子

明日は金曜日。
子育てママたちの自主交流組織トカイナカの活動日です。拡張された泥んこ遊び場で思いっきり泥遊びをするのも楽しそうですね(^_-)-

 9時からは市民有志による朝霞の森定例作業も明日は行われます。生き物エリアのクズの駆除を中心に作業する予定です。鎌などは用意してありますので、興味ある方は作業できる服装でおいでください。
どなたでも大歓迎です!!
作業後、自然観察会を行います。


市民の宝 基地跡地の楽しい使い方 みんなで考えよう

イメージ 1 朝霞基地跡地に計画されている幅30m、長さ約650mのシンボルロード整備基本計画案に対するパブリックコメントの締め切りが明日に迫って来た。知り合いの何人からは「パブコメ出したよ」との連絡があったが、締め切り近くにならないとエンジンがかからないという方もいる。
 基地跡地は市民の財産です。整備方法は市民がどう利用するか決めましょう。後世まで素敵な森を残したいものです。一言でも結構です。パブコメに参加しませんか。

参考に朝霞基地跡地利用市民連絡会がパブコメの視点としてまとめた以下の項目を再掲します。

【全体の流れ・計画】
・整備案策定にあたり、さまざまな機会を通じ多くの市民、関係機関、小中学校児童、生徒などから整備・利活用に対する意見、提言を把握し反映させている。
・東園路までの解放はとても評価できる計画である。
2期、3期工事の供用時期、整備内容は、公園整備との整合性も考慮し、柔軟な対応が必要。
Aゾーン】
・既存コンクリート舗装の扱い 剥がすか一部残すか
・既存トイレの扱い 古い、清潔感が心配 市役所との境界フェンス・駐車場との関係
Bゾーン】
・北口広場と朝霞の森を結ぶ園路の整備はグッドな計画。この園路と市道643号線間の緑地の解放も同時に実現したい
・北園路の解放が1期工事に繰り上がったことは評価できる。
・中央広場の在り方 面積が広い 既設樹木の扱い 抜根の是非 芝生か野草か
 デッキテラスの必要性→大きさや仕様など人によってさまざまの思惑 コンテナも同じ
・けやき並木の拡充・整備を行う フタバスポーツ前から北口広場交差点まで
Cゾーン】 
・東園路の解放を1期工事に含め、早期開放を実現する
2期工事とされている土壌汚染のない「使いながら育てる場」については1期工事に繰り上げる
【その他】
・共用開始前に市民中心に維持管理等について協議を開始する組織体の立ち上げを行う
・電線地中化はモデルケースとして実現させる
 
 
パブコメの募集はこちらから
 




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