市民でつくろう! 朝霞基地跡地公園

朝霞市に残された米軍キャンプ跡地。 緑を生かした公園づくりをみんなで考え、参加しましょう!!

2019年05月

東電元社員 原発安全神話の舞台裏「告発」

 聞きたかった元東電社員の蓮池 透さんの講演を聴いた。会場の埼玉会館小ホールはほぼ満員。鋭い風刺の効いたお話に時々笑いが起きるがみなさん真剣に聞き入る。

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私が蓮池さんを知ったのは、北朝鮮による拉致被害家族連絡会(家族会)の事務局長に就任し、マスコミにしばしば登場したときからだ。私も当時、東電に在籍していたので「東電にもこうゆう方がいるのか」程度であった。

イメージ 2 その後、「拉致被害者を見殺しにした安倍晋三と冷血な面々」(講談社)などの著書を出版。拉致問題は制裁一辺倒のやり方ではなく、対話外交で解決すべきと国と家族会を批判。袂を分かった。昨年、出版された「告発」(ビジネス社)は副題が~東京電力は万死に値する~とショッキング的だ。原子力エンジニアであった著者が渾身の告発をした書として話題を呼んだ。

 昨日の講演もこの「告発」の内容に沿って90分間にわたって怒りを秘めながらも冷静に日本で原発を再稼働してはいけない三つの理由など具体例を示しながら分かりやすく語ってくれた。

 三つの理由は
1.核のごみ(高レベル放射能廃棄物)の最終処分場がない
2.「世界で一番厳しい基準」は大嘘である
3.完全な避難計画などできない
すべて納得。日本、世界に原発は不要である。

◇原発安全神話の舞台裏を暴露!
 1977年に東電入社。
2009年退職するまで一貫して原子力畑を歩んだ。当時の原子力所管通産省との折衝なども担当。通産省の担当はずぶの素人。東電が原子力「げ」の字から手取り足取りレクチャー。そういう東電社員もメーカーが頼り。安全審査はまさに「知らない人」と「分からない人」で行われていたという。しかし官僚は「たかり」だけは玄人。一流であった。寿司の差し入れ、タクシー券などの付け届けは日常茶飯事であった。

 原子力安全委員会の安全審査書についても、原案は東電側が裏で作成し、確定後は東電が印刷や製本までしていたと語る。地元で開かれる公開ヒアリングでも裏方はすべて東電がしきっていたという。
 私も東電にいたので東電の体質はよく理解できる。福島原発事故後も東電のこの体質はまったく変わっていない。東電は解体し、出直すしかない。






朝霞の森での青空会議を特集 
    お陰様て米寿です(^^

 発行回数が88号を迎えました。米寿のお祝い号ではありません。ブログを書き始めて88号か、米寿だな」と気づいただけのお話です。

 今号は先日、朝霞の森で開催された青空会議の模様を一面で取り上げました。朝霞の森の維持管理を市民が話し合う朝霞の森運営会議は年2回開かれます。3年前から春に開く会議は室内から離れ、現場を見て回りながら気が付いたことなどを話し合う会議にしました。朝霞の森に遊びに来ている人にも参加してもらおうという企画からでした。今回もプレーパークに来ている方たちが参加してくれました。そんな青空会議を特集しています。

 二面でボランティアの市民の方々が朝霞の森定例作業などで頑張っている模様や基地跡地に整備が進む「緑の遊歩道」シンボルロードの整備進捗状況などの情報を載せています。
 6/5に開催される第2回シンボルロード現地見学会の案内も載せました。ぜひ多くの皆さんに参加してほしいと願っています。
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改元騒動 政治利用・私物化では 
 政治劣化進むのはなぜ?

 日本国憲法条文を色彩鮮やかな刺繍で表現した憲法キルトを囲み、コーヒー片手に憲法を語り合うあさか憲法カフェが28日、中央公民館で開かれた(下写真)。
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 今月は前月の続き、憲法第4章国会の後半部第52条から64条を読み合わせし、みんなで学びました。後半部の条文では国会の開催、法案の議決、衆議院の優越、裁判官の弾劾などを定めています。

 全体討論では6人の方が発言。
イメージ 2「令和への改元騒動は安倍さんの政治利用・私物化ではないか。年号が変わっても政治はなにも変わっていない」
「天皇即位式には宗教行事が含まれている。宗教的行事に国費を使うのは憲法で禁止されている」
「私は年号を使わない。西暦を使うことにしている」「トランプ大統領来日も安倍首相による天皇の政治利用ではないか」
「政党政治が腐ってきている。自民党はTPP反対の公約を掲げて政権についたらTPP推進に豹変した。公約の重みを国民がしっかり監視大切」等々多方面からの発言が相次ぎました。

 全体討論を受け、いつもの小グループに分かれて「おしゃべりタイム」に突入。なぜ安倍政権への支持率が高いのか。なぜ若者の支持が高いのか。安倍政権はNHKなどのテレビ、新聞などのマスコミ支配が巧みだ。伊藤千尋さんの講演を聞いて力づけられた。小選挙区の弊害は大きい、以前の中選挙区に戻すべきだ。政治の劣化もひどいが司法、検察、マスコミの劣化もひどい。政治に無関心であっても無関係にはいられない。河野太郎外務大臣の英語表記を「姓・名」に注目等々、話題は尽きず、時間が経つのも忘れて賑やかな話し合いが続いた憲法カフェでした。



6/5 朝霞市主催 現地視察と意見交換 誰でも参加OK

 米軍キャンプ朝霞跡地に整備が始まっている巨大な緑の遊歩道「シンボルロード」の現地見学会が6/5()に行われます。朝霞市主催による見学会は今年1(下写真)に続いて2回目となります。

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 1月の見学会は整備着手前の現況を視察したが、着工から4ヶ月経過し、計画されている4つの広場の内、市役所前広場と北口広場整備は順調に工事が進んでいる。幅30mで整備される緑の遊歩道範囲の伐採もほぼ終了した。

 この区間の課題としては、落ち葉などの堆積物の下に隠れていたコンクリート構造物やアスファルト舗装をどうするかだ。緑を増やし、森を育てる趣旨からは全面撤去し、土に戻すことです。ここに子どもたちとドングリや山ツツジなどを植林するイベントなどをぜひ開きたいと思っているのだが・・・・。

整備が進むシンボルロードを見学して感じたことをみんなで話し合いましょう。
 
・日時 201965() 13:3015:30(予定)
・集合 朝霞市役所 5502会議室
・対象 どなたでも参加OK
・申し込み 事前申し込み不要 当日直接集合場所へ
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朝霞の森で 自然の素材を使って現代の錬金術?!

北海道では39.5度にも気温が上がった真夏日のなかアートの輝きまんぷくSUN26日、朝霞の森で開かれた。
今回のテーマは自然の素材を使った現代の「錬金術」です。
スタッフからの説明を受けた後、参加した子どもたちは朝霞の森で「錬金術」に使う素材探しへ。

シロツメクサ、モグサ、桑の実など沢山の素材を集めた子どもたちは小さなすり鉢に様々素材を入れ、スリコギを上手に使ってすったり、練ったり、たたいたりしていきます。
細かく砕かれた素材には水を加え、試験管やフラスコに注がれる。
香りを楽しんだり、沈殿したあとのきれいな色が付いた抽出水を見せ合ったり、素材の変化を体験していきます。

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イメージ 2メーンはみんなで摘んだモグサを使った草だんご作りです。
モグサをサッとゆで、包丁で細かく刻み、大きなすり鉢ですりつぶしていく。
米粉とすりあがったモグサを子どもたちが丸いだんごに仕上げていく。
サッとゆでると春の香りの草だんごが完成(^_-)-
みんなで作った草だんごの味は格別のおいしさで大好評でした!!
 
イメージ 3用意された「錬金術」用の実験器具の数々
すり鉢、試験管、シャーレ、フラスコなど
 






イメージ 4摘んできた桑の実はどんなふうに色や香りが変化していくのてしょうか
 








イメージ 5素晴らしい!!
「若がえり・美人」の素が完成です(^^















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