市民でつくろう! 朝霞基地跡地公園

朝霞市に残された米軍キャンプ跡地。 緑を生かした公園づくりをみんなで考え、参加しましょう!!

カテゴリ: 公民連携

今月18日に朝霞市中央公民館・コミセンを会場にして開催された第10回あさか市民活動まつりの振り返りを行う実行委員会が昨日、開催された。

最初に佐野実行委員長より、これまでの取り組み経過、まつり当日の状況・実績等々の報告を受け、意見交換を行った。

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【主な意見・要望】

・公民館とのやりとり全てに「市民活動ステーション」職員が介在しないでも進行できるように改める必要がある

・特に朝、借りている部屋の鍵も「市民活動ステーション」職員が来ないと開けられず、準備等に影響がでた

・前日の会場設営準備で来てくれた方の役割分担が明確になっていなかった。改善を

・会場設営の責任者は決まっていたが、片づけの責任者・団体が明確になっていなかった

・受付とクイズラリー担当を参加団体が自主的に担ってくれて助かった

・任務分担していた人が当日、急用が生じ欠席。代役がいないためスタッフがてんてこ舞いになった。

・主催団体と実行委員会の二重組織体制について見直しが必要ではないか

・ポスターなども女性や若い人などにデザインを頼んだらどうか 高校美術部など

・前日の会場設営は使用する全部屋を予約してほしい。当日の机・いす移動を省略できる

などが出され、今後に向けて丁寧な話し合いが行われた。

出された意見・要望等はどれも大切な事柄であるため、次のまつり実行委員会に引き継がれ、検討していくことになりました。

実行委員の皆さん、ご協力いただいた参加団体等の皆さんお疲れ様でした。

2017年に都市公園法が改正され、飲食店、売店等の公園利用者の利便性の向上に資する公園施設の設置と、当該施設から生ずる利益を活用してその周辺の園路、広場等の整備、改修等を一体的に行う者を公募により選定する「公募設置管理制度(Park-PFI)」が創設された。

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この制度により、都市公園に民間の優良な投資を誘導し、公園管理者の財政負担を軽減しつつ、都市公園の質の向上、公園利用者の利便性の向上を図ることが可能となったという。

 このような新たな状況に対し、法改正も含め、Park-PFI等の公民連携に関する基本的な考え方や先進事例から公民連携の効果や課題等について考えるシンポジウムが15日、東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで開かれた。主催は一般社団法人日本公園緑地協会。

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 会場は約200人の聴衆で満席。
予約してあった席に座り、資料の参加者名簿を見るとほとんどが行政とコンサル・造園事業者で占められ、私のような市民の参加はたったの二人だけであった。

 基調講演は国交省公園緑地・景観課の峰嵜 悠氏から「時代の変化に対応した都市公園の役割と可能性」について、様々なデータを紹介し、説明を聞いた。この間の国としての取り組みを知ることができた。

 続いて以下の3件の事例発表があった。

・盛岡市における公民連携による都市公園の活用 発表 盛岡市 

・岡山市の西川緑道公園における市民主体のまちづくり活動 発表 岡山大学・教授

・公民連携で変わる公園 ㈱バルニバービ 社長

それぞれ参考になる事例がいっぱいであった。

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特に印象に残り、朝霞でも参考になるかなと思ったのが西川緑道公園の取り組みだ。

岡山市の中心市街地にある約2kmの緑道を活用した街の活性化イベントが面白い。大学生が中心に企画運営するワインを飲みながら歓談する満月BAR。コンサートやキャンドルナイトなどのにぎわいを作る「パフォーマー認定事業」等々市民が考え、市民が実行し、市がサポートする。そんな仕組みは今後の基地跡地のシンボルロードの活用にとても参考になった事例であった。




 

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