「みんなが使いやすく、使いたくなるルールを考えよう」(分かりやすくかつ柔軟なルールづくり)をテーマに第10回シンボルロードの管理運営を考える会議が8月19日、朝霞市コミセンで開催された。
会議は朝霞市が主催し、市民約28名と市職員約10名が参加し、山崎都市建設部長から趣旨説明を受けた後、6班に分かれ、市から提示されたシンボルロードに必要なルール(案)についてワークショップ方式で話し合い、出された意見や提案などを各班が発表した。
主な提言として
・シンボルロードとフェンスの向こうの森も含めて「森のルール」づくり必要
・ゾーニングが必要さらに緩衝地帯の設置も考えたい
・除草剤の使用ルールも検討を 市民参加で芝生管理なども取り入れたい
・持続可能な里山としての管理視点が大切
・占用手順の明確化を 占用等の窓口一本化を 手続きの簡素化を図る
・キッチンカーなとの車の出入り口の明確化 安全対策の基準作りを
・開催しているイベントの案内表示をしてほしい 広報の充実を
・BMXやスケボーも禁止ではなく使える工夫を考えたい
・使用条件の「公益性」は敷居が高い。個人、家族、グループ、会社なども使えるように柔軟性を持たせる
・三つのゾーンのうち「土のゾーン」は「林(樹林)ゾーン」に名称変更し、緑の大切さ周知を図る
・火の使えるゾーンは直火禁止とする
・作りながら考え、考えながら作る方針に賛成。ルールのお試し期間があってもいい
今後の取り組みについて
管理と利活用を両立する観点から分かりやすいルールを策定し、ルールをまとめた「使い方ガイドブック」を作成する。豊かな緑を守っていくため、適切な管理の在り方について専門家を交えた検討を進めると市側が提案。
検討にあたっては市民参加は当然ですが、あさか環境市民会議や朝霞基地跡地の自然を守る会などの自然保護団体等にも参加を呼び掛けてほしいです。なるべく早くルールづくりをしましょう。貴重種などが無くなってしまってからでは無意味になります。