朝から30度を超える暑さの中、朝9時の集合時間になっても虫捕り網を持った家族連れなどが次から次へ朝霞の森にやって来ます。30日は恒例になった夏の朝霞の森虫捕り観察会です。
9時ちょうどに主催者挨拶を私が行い、講師でお招きした(公財)埼玉県生態保護協会の矢口芽生さんからボードを使ってハチや毛虫など虫捕りでの注意事項や虫の捕まえ方などの説明を聞き終わるとざっと200人位の参加者は広い朝霞の森の野原に飛び出していきました。
兄弟・姉妹や友達同士で参加した子どもたち、パパやママと一緒に参加した家族連れなど様々な人々が白や青色の虫捕り網を持ち、バッタやチョウチョなどを探します。
気温が高いのでこまめに給水するよう呼びかけました。
多くの参加者が呼びかけに応じ、持参した水筒を開け、水分をとってくれました。
水筒を忘れた方などのために無料の給水所も設け、多くの人に利用していただきました。
熱中症対策の観点から直射日光下での虫捕り活動は40分間で終了。
成果品を入れた虫かごを大切そうに持った子どもたちが、シラカシの大木の木陰に集まって来ます。
この虫捕り観察会のメーンエベント。
使えた虫の名前や特徴、育て方などを講師に子どもたちが聞く相談会がそよ風が吹き抜ける木陰で始まります。
相談したい子どもたちの長い列ができますが、二人の講師が丁寧に子どもたちに説明してくれます。「この虫は珍しい。よく見つけたね」の講師の言葉に目を輝かせる子どもたち。将来の虫博士の玉子って感じです(^_-)-☆
本当にことも達はクモやハサミムシなどの小さな虫からヤモリ、大きく育ったオオカマキリなど比較的大きな虫まで幅広く採集してくれていました。
朝霞の森も沢山の昆虫が住む自然環境になってきていることを実感した虫捕り観察会でした。
今後も豊かな自然環境を大切にしていましょう!!