市民でつくろう! 朝霞基地跡地公園

朝霞市に残された米軍キャンプ跡地。 緑を生かした公園づくりをみんなで考え、参加しましょう!!

カテゴリ: 強剪定とすきま剪定


強剪定されたイチョウの街路樹 朝霞西高横 2/8撮影

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梢はぶった切られてしまっている

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昨年11月撮影の朝霞西高横のイチョウ 枝が真っすぐに延びている

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朝霞西高と朝霞一中の間を走る市道は、両側全て公共用地です。

西高の隣は青葉台公園に続きます。

反対側の一中に隣接するのが朝霞基地跡地と朝霞の森になります。

この市道はそもそも基地跡地が返還された時に基地跡地内に作られた市道なのです。

ですから周りは全て公共用地なのです。

電柱もないため、街路樹の頭上を制限する電線もありません。

街路樹にとってはまさに伸び伸び育ち、自由に枝を伸ばすことができる貴重な空間なのです。

落ち葉の苦情もムクドリの苦情も聞いたことはありません。

写真のように朝霞基地跡地の紅葉とステキな樹形を形づくるイチョウ並木の紅葉はみごとな景観を形成し、市民を楽しませてくれていました。

朝霞の誇るべき景観でした。

 

なんの理由でみごとな景観をズタズタにするようなことを市民に説明もなく強行するのでしょうか。

 


先日開かれた朝霞基地跡地の自然を守る会で泉水にお住いの方から「家の前の街路樹が強剪定された。しかし、溝沼市民センター前の街路樹は基本樹形を残した剪定をしている。この違いって何?」との報告があった。

昨日、紹介された場所の街路樹を自転車で見て回った。

夏には大きな木陰を提供してくれていた3中グランドから西朝霞公民館入口交差点間約500mに植樹されているケヤキの街路樹が強剪定され無残な姿をさらしていた(下写真)

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見事な樹形が台無しになっている。
まさに「喝
!」と叫びたくなる。

 

次に回ったのが溝沼市民センター前。

ここのケヤキは大木で素晴らしい樹形を市民に見せてくれていた街路樹。

ここは幹を途中からぶった切る強剪定ではなく、基本樹形を活かした「すきま剪定」を取り入れていた(下写真)

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天辺まで小枝が残り、
100点満点ではないがケヤキらしい樹形を残している。

「小あっぱれ」というところかな。

道路反対側の溝沼保育園前の選定もすきま剪定されていた。

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市では、城山通り街路樹育成方針(素案)に基づき、検証作業をすでに何年も続けているが、早期に検証結果をまとめ、指針なりを早期に策定することが求められている。

朝霞市の街路樹や公共施設に植えられている樹木が美しい樹形を保っていけるようにしていきたいものです。

 

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