今年1月から着工した朝霞市役所正門横の「グリーンインフラ整備工事」が先月末に完成しました。
この「グリーンインフラ整備工事」とはなにかよく解らない工事だと3月のブログでも指摘しましたが、整備後を歩いてみてその感を一層強くしました。
以前の状態に比べ、確かに舗装などはお金をかけてタイル張りになりきれいになっていましたが、緑が豊かになったようには感じませんでした。
一部階段はスロープになりバリアフリー化を進めたことは評価できます。
また、テーブルやイスを設置し、休憩できるようにしたことは良い事だと思います。
しかし、木陰はなく、夏季の利用は少ないのではないでしょうか。
「グリーンインフラ」って何なの?
最近の国の施策はやたらカタカナ語が多い。
市民が理解できそうもない難解なカタカナ語が氾濫している。
正しい日本語を使えと言いたくなる。
カタカナ語は訳し方によっては様々な解釈が成り立つ。
的確性では豊富な日本語に太刀打ちできないと思っている。
インターネットで「グリーンインフラ」を検索。
国交省が2017年に作成した「グリーンインフラ ~人と自然環境のより良い関係を目指して~」が目に留まる。
さっと目を通すが「グリーンインフラ」ってやっぱり開発のための言い訳にしか私は読み込めませんでした。
開発に当たり、自然環境や生物多様性などに配慮しようというのは一歩前進なのかもしれませんが・・・。
今回完成した朝霞市役所前の整備でどのように自然とのより良い関係が生まれるのか、今後を注視していきたい(^_-)-☆