昨日の東京新聞「本音のコラム」にルボライターの鎌田慧さんが次のような寄稿をしていた。
「日本の財界を代表する中西宏明経団連会長は年頭あいさつで、原発再稼働が進まないことについて触れたあと『安全性やコスト面で有用な小型原発の開発を進めないと、世界から大きく取り残される』と語った。原発関連産業としての日立製作所の会長でもある焦燥感が感じられる。まだ原発製造にこだわっている」と指摘する。
原発にキッパリ別れを告げたドイツのメルケル首相。
菅首相は脱炭素ゼロ社会を実現するには原発は必要と明言している。
ひとたび原発事故が起きれば、とてつもない環境汚染が起きる。
人間も含めた生物に致命的な影響を及ぼす。
鎌田慧さんは「住民のいのちと将来とを引き替えにして、企業が儲ける。それが許されている社会の不思議」と締めくくる。
今年は東電福島原発事故から10年。
節目の年です。
原発がなくても電気は足りています。
「原発いらない」の声を市民が挙げ続け、日本から、世界から原発にさようならをしましょう!!
10日、朝霞で新春さよなら原発・戦争法パレードを行います。
ぜひ、多くの方の参加をお待ちしております。